ここ数年の日本では、鉄道ブームという言葉が非常に似合います。各旅行会社が提案する鉄道を利用した旅行プランは大盛況ですし、各駅で電車の姿を写真に収めようとカメラを構える方々の姿が非常に目立つようになりました。それだけ鉄道は我々人類の生活に欠かすことのできない存在ですし、今後も利用者がますます増え続けていくことでしょう。
また最近では各電車の速度がどんどん上がっていき、移動にかかる時間をより短縮できるようになりました。東京や大阪、福岡などを通る新幹線の速度はどんどん上がり、多くのビジネスマンや芸能人などが利用する回数も飛躍的に増えたのです。鉄道が多くの人の仕事へもたらした貢献度は、相当高いはずです。
この電車に乗っている間は、実に様々な楽しみ方があります。例えばシンプルに窓の外に広がる風景を楽しむのも面白いですし、各駅で販売されている駅弁に舌鼓を打つのもとても美味しいです。日本全国を移動しながら電車そのものも堪能することができるので、多くの方々が旅行するのが楽しくてたまらなくなるのも頷けるはずです。また地方のローカル線を調べて足を運んでみるという楽しみ方もあるため、電車を心から愛する人たちは、今後もきっと増え続けていくに違いありません。
鉄道の旅をより手軽に楽しむ方法として、JR限定になりますが、青春18きっぷの旅がまず候補に挙げられます。これは、春・夏・冬の3季に実施・発行される旅客回数券で、一日限定で特定区間であれば乗り降りし放題というきっぷです。5枚つづりのため、一人で使い切るのは少し大変ですが、1回分を使用して片道の旅、もしくは2回分を使用して宿泊して往復する長旅といったようにさまざまな使い方ができます。もちろん、複数人での使用も可能なので、長期休暇を利用してリーズナブルな旅行に出かけましょう。
もうひとつの気軽な鉄道の旅は、120円の旅です。JR線の、大都市近郊区間を初乗り料金のみで大回りする旅です。東京・大阪・新潟・仙台・福岡近郊の5つ都市でしか使えませんが、初乗り運賃の区間を直線ではなく大回りで迂回することにより、同じ料金で長距離の旅ができます。ちなみに、JR東日本では最安の初乗り運賃は140円、JR西日本なら120円、JR九州なら160円であるため、厳密には160円の旅・140円の旅と名称が変わってしまいますが、初乗り運賃だけでさまざまな景色を見に行くことができます。注意点としては、迂回する際同じルートを通ってはならない(JRの規則違反となるため)、駅の改札を出ることができない、といった2点です。
「マイホームの夢」実現に向けての新しい形です。
2024/10/7 更新